山路来てなにやらゆかしすみれそう 芭蕉
と詠われたのはタチツボスミレではないかと勝手に思っているのですが・・・
タチツボスミレ
子供の頃から山菜採りなどで出合うのは
タチツボスミレばかりでした。
山道をたどりながら傍らに生えているすみれを
見ると「少し休んで行けば~
いわれているような錯覚を覚えたものです。
タイトルのすみれの花咲く頃~♪~の
歌で即、宝塚歌劇団が思い浮かぶのでは・・・
この歌のすみれはスミレだと思い込んでます。
この花の名前はずばりスミレなのです。
椿でも桜でもそのものの呼び名はありません。
スミレ科スミレ属のスミレとの呼び名は
紛らわしいので区別するためマンジュリカと
呼ぶこともあるらしいですがスミレと呼びたいですね。
(ネットで写真お借りしました。後日、差し替え予定)
フイリゲンジスミレ 外来種が帰化したもので、朝鮮半島、中国東北部、シベリアが
原産だそうです。園芸品種のような目立つ存在です。
アメリカスミレサイシンだろうと思います
花が終わった後につぼみのまま自家受粉して
土のなかで種子を作ります。寒くなって最後の草を
と思って、増えすぎたサイシンスミレを抜いて
びっくりです。上部からは考えられないような
ごっつい根にものすごい数の種を抱えていました。
増えていく勢いがすごいのは納得です。
横浜に越してしまった友が置いていったのでした。
マンションの植木鉢の中では増えようもなかったのでしょうが・・・たくましいです。
去年、これでは他の植物に悪影響が出るだろうと心配になってきました。
それで根絶やしというほどまでにはいかないけれど大部分除去しました。
それでもあちらこちらに花が咲き出しました。
さてさて、花は愛らしいのでびっしり咲いたらきれいだろうと思います。
しかし、帰化植物となってしまうのではないかと危惧しています。
(園芸品種として入って来たものは帰化植物とはいわないらしいですが、勝手に
道路の向こう側のほうまで増えていってしまうんですがどうなんでしょうね!)
抜くべきか抜かざるべきか・・・・・スミレに詳しい方アドバイスを(*^・ェ・)ノ
すみれの花咲く頃~♪
2009.04.17