建築現場から

K様邸 新築工事 その2

2013.11.12

基礎の鉄筋組です。コーナーの補強及び継手定着長さも十分に確保されています。

べた基礎の多くは、一度スラブコンクリートを打設し、その上に立ち上がり基礎を

再度、打設する工法が一般的ですが、この鉄筋組を見ても解る様に一度にスラブと

立ち上がり基礎を打設する工法です。普通よりも手間が掛かるのはもちろんですが

加えて型枠を組み立てる技術も必要になります。

一度でスラブと立ち上がりを打設するので、当然継ぎ目もなく強度も増すのが解るかとおもいます。

ポンプ車を使って隅々まで楽に作業が、進みます。

ポンプ車をコントロールするオペレーターが、自らコンクリートを枠内に流し入れてくれます。

枠に入ったコンクリート。後を追うようにして、

バイブを掛け玉にならぬよう丁寧に馴染ませて行きます。

型枠に出したレベル墨が、コンクリートで汚れるため

噴霧器を使って綺麗にしていきます。

このピンは、天端ビスと言って等間隔にセットされビスの頭でレベルを出し

そこを基準にレベラーを流し入れて、正確な基礎に仕上がります。

基礎屋さん丁寧な仕事ありがとうございました。