建築現場から

K様 別荘新築 現場進行状況その2

2009.05.1


この丸太柱は、目通り約30cmの檜の通し柱で

リビングの中央にたつK様邸の大黒柱です。

樹齢は、約50年~60年程です。


ここでは、通し柱を土台に立てる為の根ほぞを付けているところです。

写真では、解りにくいでしょうが、背割りといって丸太柱に鋸目を入れて

他に少しでも割れが出ないように、鋸目に楔を打ち込んで

強制的に乾燥させ、背割りを広げることで他への割れを防ぐのですが、

それでも 多少の割れが出てしまいます。


これは、地松の丸太梁で、リビングの天井部に現しとなる

屋根を支える為の構造材です。

ここでの作業は、束柱を立てる為の穴を掘っています。

よく見ると、通し柱同様背割りが入れてあり、

こうすることで割れを防ぐのと梁のねじれを

軽減する効果があります。


フウチンベースが打ち終わり、鉄筋もしっかりと組み終え 

この後は、コンクリートを流し込む為の型枠が

組まれていきます。


型枠も組み終えて、最終チェック・・・ 

通りを見ながら調整し

パイプを立てて型枠を固めていきます。


5月1日! コンクリート打設です。

基礎の高さがあるので、

少しづつ慎重にバイブをかけながら進めて行きます。

ここは、玄関になるところです。


天気に恵まれ、無事にコンクリートを打ち終えました。

5月14日(木) 大安! 建て方を予定しています。

1日で棟まで一気に組み上げます。1週間ほどで屋根下地まで進む予定です。

5月16日(土)は、平和郷事務所脇の広場で、春のイベントが開催されます。

山菜の天ぷらやうどんなど等・・・無料で頂けますので、K様のご都合が付けば是非足を運んでください! 

この頃は、丁度 山つつじも満開かと思われます。