建築現場から

O.Y様 住宅新築 現場進行状況 その1

2009.09.11


昨年の12月、那須平和郷分譲地内においてOK様の建築予定地の伐採を行いました。

平成21年度中の完成を目指し、着々とプラン等の細部に到る計画をたてて来ました。

敷地は奥行きが広く間口が狭い上に建ぺい率などの制限があるため、間取りを考えるのに苦労しましたが

お客様との打ち合わせを重ね、5回目のプランで間取りが決まりました。

着工日はお客様のご都合により、7月に予定されました。


7月31日!いよいよ地盤調査が実施されました。

地盤調査の結果、報告書に基づき適切な設計が行なわれ、確認申請の手続きが終了しました。

8月10日 確認済証が交付され重機を使って基礎の根掘りが始まりました。

設計に基づき深さ1.2Mまで掘削していきます。


建設される場所は、寒冷地なので凍結深度をふまえ通常0.8Mの根掘りをするのですが、

今回は地盤調査結果に基づき設計された図面に基づき1.2Mの深さで正確に根掘りが行なわれました。

掘削された定盤は、砂利及び粘土層でした。

9月10日 基礎を造るための捨てコンクリートの打設が行なわれました。

この後は、鉄筋加工が行なわれベースや立ち上がりコンクリートを打つ為の型枠が組まれて行きます。

鉄筋組が終了した時点で設計士により配筋検査が行なわれ、不備が無い様に確実な工事が行われます。


リビング吹き抜け部分に取り付けられる丸太梁です。

この梁は昨年12月に伐採されこの様な状態に準備しておいた物で、9ヶ月間に渡り保存され十分に乾燥しています。

通常は建設が予定されてから伐採が行なわれ、乾く間もなく使用するため丸太梁のねじれを防ぐ事が難しいのですが

今回は乾燥期間を十分取る事が出来たので、殆ど捻じれる事無くきれいな仕上がりが期待出来ます。

墨付けをしている大工は、6番弟子の薄葉です。O.Y様邸の現場担当を致します。

いくつもの現場を担当し、確かな技術と強い責任感を持って仕事をして来ました。

安心して任せる事のできる大工ですのでご安心下さい。