地盤調査の結果、湿式柱状改良工事をする事となりました。
湿式柱状改良工事とは、粉体のセメント系硬化剤と水をミキサープラントで
撹拌してセメントミルクを作り、それをポンプで圧送しロッドの先から吐出させて、
地中で土とスリラー状になるまで混合撹拌して杭を作ります。
そうすることで、柱状の改良体を形成し、建物地盤の支持力を向上させます。
直径50cmで深さ2.5mの柱状改良体を41箇所作りました。
この丸い改良体と基礎が一体と成り、建物の沈下を防止します。
予定外の収出のようですが、強固な安定した支持力のある基礎を確保できたメリットの
方が大きいと言えるでしょう。