Yokoの花便り

花便り・むくげ

2008.08.1

我が家のむくげも咲き始めました。
林に囲まれているせいかどの植物もよそ様より遅れ気味である。
30年も前のテレビドラマ(民放)の話
奈良岡朋子氏が若い女性と共に茶席で外国に出かける男性を送るのに、
日の丸のような槿を茶花としていた。
「旅立つ人がご無事で帰って来れますようにとばんそう槿をいけるのよ。」
のくだりがあって、強烈な印象を覚えた。
墓地などに多く咲いていたのであまり好みではなかったが
以来、高尚な花なんだわ!と思い気に入っている。
ばんそう槿として覚えていたけれど、どこを見てもこの呼び名がない。
底紅の花は、千宗旦が好んだゆえに宗旦槿(そうたんむくげ)とも呼ばれるとかで
私の記憶違いのようだ。30年も間違って覚えていたのだから(゚∀゚)アヒャヒャ
一重の槿は種でどんどん増えていく。植える場所もないので抜いていくけれど
園芸店で380円ぐらいで売っているのを見ると複雑な思いも・・・
八重の槿も挿し木で100%発根するので欲しい人は一枝分けてもらえばOK。
自然交配しやすく微妙に違っていて種類は多いらしい。
全て頂き物です。おかげさまです。
“宗旦槿”と思っていたが“丹心”らしい
P1010165(1)
“大徳寺一重”か“雉鳩”
P1010162(1)どれも微妙に似ていて
特定が難しい。
同じ種類から派生したと
思われます。
違っていたら御指摘下さいませ。
近年?園芸店に出回るようになった種類
プルチェリマス
P1010163(1)パープル・ルージュ
P1010159(1)まだ咲いていない
“玉兎”らしい一重の白がある。
毎年一番遅い開花だけれど
強剪定と日当たりの悪さからなのか・・・
夏には白が似合う。
愛知県植木センターでは31種類の槿が栽培されているとの事です。
haishanihonbiのブログで↑が紹介されています。
珍しいのもあって驚きです。興味があったら覗いて見て下さい。