テレビのニュースでとちの木に花が咲いたとの報道を見て・・・
宇都宮の大通りのトチノキ並木はバスに乗れば目の前で花を見られるけれど
わざわざ宇都宮までは行けないしと思っていたら市役所にありましたよ
トチノキといえば大木でトチモチの材料になるトチノミを生らせる木で
白い花が豪快に咲いて威風堂々としていますよね(*゚∀゚)っ
トチノミは手間暇かけて食料となります。
飢饉時の救済食料と成ったためトチノキだけは伐採せずに残したそうで
奥山には大木があり臼になったり大きな捏ね鉢になって売られています
トチノキというと“モチモチの木”の絵本を思い浮かべられる方も
そう、大好きな絵本でしたよ!このトチノキが栃木県の木なんです
今のように品種改良が進んでいなかった時代、米作が出来ない所は
貧しくてトチノミといえども無駄にせず大切な食料としていたのでしょう!
栃と名のつく地名にはトチノキがあり、大事にしなければならない貧しさが
あったんではないかと想像を逞しくするのですが・・・
今は土産店に結構な値段で並んでいます。私は必ず買っちゃいますね(*゚▽゚*)
市役所入り口には二本のトチノキがあって一本は花がついていませんでした
花のないのがおそらく実の生る白い花のトチノキだろうと勝手に思ってます
白い花のトチノキはより大木にならないと花がつかないんじゃないかと
ベニバナトチノキは交配によって作出されたもので実が生りにくいんだそうで
園芸的要素が強く街路樹としての需要が高いんだそうです
花は大きいし色もきれいなので人気があるのも頷けます
午後3時から物凄い勢いで雨が降りました。散ってしまったかしら?
お時間のある方はぜひ足を運んでご覧下さいませ
華やかです
2010.05.25