Yokoの花便り

雲丹の苦しみ

2010.10.29

たくさんのヒツジ雲の感じがまるでふぐの薄造りのように見えて
思わず今日のピックアップテーマに乗ってみましたよ~
青い皿に並んだふぐが透けて見える感じが似てると思いませんか?
『お皿一面のふぐ刺しを一挟みで食べることを夢見ているmeg☆』
この文章と今日の空がぴったりだわ(‘▽’*)ニパッ♪
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昔々もっと昔のまだ学生だった頃にふぐ料理を御馳走になりました
お座敷でふぐちりと大皿いっぱいのふぐの薄造りがあったけれど
その時の私は頑固な便秘で苦しんでお腹がむっつりと張っていました
せっかくのご招待なので悪いと思って食べたけれど量は食べられず
初めて食べた高級料理なのに美味しいとは思えませんでした
そんな苦い記憶があって、以来ふぐの刺身は食べていません
お腹がすいていればたいていの料理はおいしく感じるものです
満腹でも美味しいと感じるものが究極の美味だと思うのですが・・・
子供が小さかった時分のお話しです
会社の景気も良くて奥松島まで毎年海水浴に行ったものです
大型バスで大騒ぎしながら夜は宴会でした
子供のためというよりは大人も大いに楽しんで飲んで食べて豪勢でした
民宿のご主人が朝早く海に出て獲ってきた海の幸は新鮮そのもの
中でも雲丹は食卓にのっても醤油をかけると動いていました
雲丹にしてみれば苦しんでいたんでしょうが残酷な人間は
新鮮だわ~と大喜びで食べていました。
生ものが苦手な人も多くてお腹がはち切れるほど食べました
生臭さもなくとろけるような甘さは永遠に忘れられません
ちまちまとお取り寄せやら旅行で食べる事はあるけれど・・・
動いている雲丹をお腹一杯食べたのはこれっきりの経験でした