社長ブログ

「木」と「人」とのいい関係

2008.04.29

木の家が住み心地がいいのは、調湿性があるからだと言われています。
四季がはっきりしていて高温多湿な国。

日本で木の家は湿度の高い夏や乾燥する冬に、木のもともと兼ね備えた調湿性を
効率的に発揮し、家全体の湿度調整を勝手にやってくれて
快適な環境を作り出してくれます。

また、一部の木に含まれている精油成分には
「ダニ」の抑制効果があります。
いい香気のする「白檀」や虫を寄せ付けない「くすのき」など「木」は、
人間が住む為に必要な環境を勝手に作り出してくれているいいやつなんです。・・・・・

ここで注意が必要な点は、木には多くの種類があり
それぞれに兼ね備えている性能が違うので、
これらを正確に見極める事が肝要です。

つまり、「木」を適材適所に使い分ける事が出来る眼力が必須条件となり、
これを判断する為の豊富な経験と技術と知恵が必要です。

家は大工で決まると言っても過言ではないでしょう。

「木」はどうして良いのでしょう?

それはもともと生きていた素材だから。
また伐採されて姿が変わっても、
木がもともと兼ね備えた性能を朽ち果てるまで発揮し続けてくれる。

いいやつだから・・・・・