社長ブログ

茨城県男体山登山

2008.11.8


この度、生まれて初めての登山体験をしました。
この企画は、だいしん会日帰り旅行で
(1)男体山紅葉のハイキングコースと
(2)袋田の滝見学コースのどちらかを選択して行く日帰り旅行です。

迷わず(1)を選択し妻と二人、11月2日 (日) AM 6:50分 大型バスで出発。
途中コンビニでおにぎりとサンドイッチ・飲み物を購入。
バスの中で朝食を済ませて現地に着くのを待つばかり。 

9時頃現地に到着。
今日は、風も雲も無い最高の天気に恵まれて、
いよいよ標高653.9mの男体山頂上をめざしていざ出発。

山道は、狭く曲がりくねっていてやたらと木の根が露出しています。
これがまた足場に調度いい階段の様になって
登りやすくなって居るのには驚きです。

途中落ちていた枝を折って杖代わりにして、
幅50cm程の狭い山道をひたすら登って行きます。

右も左も崖と言う非常に危険な道を
休みを取りながら歩くこと2時間・・・


やっと頂上に到着。


山頂で見る景色は、最高です。
365度素晴らしい山々の姿は
まさにここでしか見る事が出来ない貴重な景色で、
登った人だけが味わえる醍醐味といえます。

さあ ここで一息ついたらすぐに下山かと思ったら
ここでお昼でーす。
と、言うじゃありませんか!

私たちは、飲み物だけで食べるものがありません。
さーどする。?

隅の方に隠れる様に二人で座り
休んで居るしかありませんでした。 

すると妻の友達がみかんを、2つくれました。
その友達は5~6人でお昼を食べていて
私たちが食べ物を持って居ないのを察して
こちらに来て一緒に食べませんか、と声を掛けてくれました。

皆さんが、重い荷物を背負って険しい道を登って来たのに、
簡単に貰う訳にもいかず拒んでいたのですが、
何度も声を掛けられて、
結局おにぎり3個 おしんこ1パック りんご・梨と
沢山頂きお腹いっぱいになりました。
皆さん本当に有難うございました。

それにしても、私たちは、間抜けですよね・・・
参加案内には、ちゃんと用意する物として
運動靴・雨具・昼食・飲み物と書いてあるのに
そんな物など読みもせず、
呑気に参加しちゃいました。

もとより遠足にしろハイキングにしろ
お昼は必須条件なのに恥ずかしいかぎりです。
一生忘れる事はないでしょう。

お腹も満たされて いよいよ下山。 
下りはさぞかし楽だろうと思っていたのですが、
所がどっこい!
太ももと足首に凄い負担がかかるではありませんか。

20分程歩いたでしょうか。
すれ違う人に後どの位時間が掛かるのか尋ねた所
2~3時間と言うじゃありませんか!!!

そう道を間違えたのです・・・
たまたま尋ねたから良かったけれど、
知らずに歩いていたらえらい事でした。
戻る事15分で分岐点に到着!

ここからいきなり道幅が狭く急勾配で、
スキーで言う斜滑降の様にして降りていきます。

膝が、がくがく笑っていて凄くしんどいです。
16名の参加者の内ご年配の方が3分の1位居るのですが、
皆さんすいすい降りて行くるのにはびっくりです。 

男体山には、ごつごつした岩が沢山ありました。

この岩は、「君が代」の中で歌われているさざれ石です。
珍しいので撮影しちゃいました。見たこと有りますか?

下山すること約2時間。 やっと終点です。
終わってみると何だか凄く良い気分。
これって何なのでしょうか。

舗装道路を歩きながら振り返ると
今降りてきた男体山が目の前にそびえたっています。
あんなに険しい山に登ったのかと思うと
達成感で爽快な気持ちになりました。

まもなくバスが迎えにきました。
バスに乗るや否やすかさず缶ビールをブシュー ア~うまい。
スカッと爽やかとは、まさにこの気分でしょう。

バスに揺られて30分・・・袋田温泉に到着。
ここで1時間の休憩。温泉に入らない訳が無い。
疲れた身体を温泉でゆっくりと癒せば、これはたまりません。
露天風呂にも入ってご満悦。

再度バスに乗り またまたブシュ・・・これがまた 格別・・・・・
バスに揺られて間もなく日帰り旅行も終わりです。

とても良い体験が出来た一日でした。
まだ登山経験の無い方、チャンスがあったら是非登ってみてはいかが・・・
きっと新しい世界を味わえますよ!