これが本当の百年住宅です???
今年のリフォーム工事の中に築百年というお宅がありました。
百年も持った家なのだからなかなかのものです。
当時としてしては相当お金をかけられたのでしょう。
お金を掛けたから良い物とは限りませんが、良い物はそれなりに
お金がかかっているようです。
施主様のたってのご希望で改築という事になりました。
ご先祖様から引き継いだ家を残したいとの強い思いがありました。
リフォーム前の天井~家の中で火を燃やしたことで天井は煤だらけです。
この煤が防虫・防腐効果をもたらし加えて防水効果もありました。
また、高気密・高断熱ではなく程よく隙間風の入る構造だった事が100年住宅を
可能にしたと考えられます。
リフォーム後~梁を生かして
天井をふさぎました。
今まで薄暗かったリビングが
天井に設けたトップライトで
明るくなりました。
奥様も満足されて良かった~。
奥のほうに見えるのが
薪ストーブです。
耐火レンガを貼り
一部断熱二重煙突を使用
この煙突は本体より高いのです。
設置場所にもよりますが
煙突だけで35万前後にはなります。
結構なお値段です。
薪ストーブは男のロマンでしょうか?
どうしても譲れないとおっしゃるのは
ほとんど男性です。
リフォーム前の玄関
リフォーム後~以前は上がり框が高くて上がり降りがたいへんだったそうです。
お預かりしていた欅材がありましたので踏み板を設けケヤキ張りにしました。
欅の無垢材ですから良い感じです。
内部の主だったところはほとんど改築されて、床暖房・薪ストーブも入って
暖かな冬を過ごされている事でしょう
我が家も手を入れたい箇所はたくさんありますが先立つ物が・・・
いよいよ年末ジャンボに夢を託して~
百年住宅というけれど
2008.11.25