Yokoの花便り

秋といえば・・・

2009.10.30

こんなにもたくさんの柿が生ってます。
よそ様の柿なのでただ眺めているだけですが、渋柿なのかしら?
丸い感じがとても渋いたまご柿のようですが・・・
畑仕事におじさんが来たら聞いてみようと待ち構えているんですが・・・
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今年は柿の当たり年なんだそうです。
農家の庭先はどこも鈴なりです。でも、食べるのは年配世代らしく、
「今の子は柿なんか食べないんだよ」と、嘆いていました。
昔々は柿がおやつだったし青いうちからかじってみたり、
甘くなるのが楽しみでした。
一番早く食べられるのがなし柿やふで柿でじろう柿、百目柿、
霜が降りるのを待って食べるのがふゆ柿でした。
そういえば、さわし柿なんてのもあって、お風呂で渋抜きした柿は
独特の食感でした。全部が渋いわけじゃなく、中には甘いのもあって、
小学生の時この木に登って落ちました。
甘いのはどうしても高い枝先に生ります。手を掛け枝が折れた感触は
今も記憶の底にあって忘れていません!息が止まったんだとか・・・
今じゃ考えられないほどおてんばだったようです。
たくさんあるからと頂きました。ゆずも色付いたんですね
手前の大きいのは二百目柿で後ろの花びら状の柿がふゆ柿です。
このふゆ柿、霜が降りてから甘くなるので冬柿なのかと思ってみたり?
富有柿とはぜんぜん違う種類のようです。
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現在のような柿が日本で栽培されるようになったのは明治時代から、
子供の頃、我が家にあった大きな柿は祖父が植えたものだったのかも・・・
それはそれは大きな柿の木があって天を見上げるほどの柿の木でした。
でも、いつだって10ヶぐらいしか生りません。
ものすごい甘さで果肉がやわらかく表面は渦が巻いてました。
渦巻き柿と呼んでいましたが、いまだにこれをしのぐ柿に出合ってません。
20年ほど前切ってしまったようです。
挿し木でもすればよかったと悔やまれます。