にこやかで見るからに幸せそうな二人でした。
美しいドレスを着て皆に祝福され主役になれるのは人生一度きり
二度三度の経験者も無きにしもあらずだろうけれど・・・
ほとんどの女性はウエディングドレスに憧れるものです。
そして、この機会を逃がせば一生着る機会はないと思われます。
何を隠そう思い起こせばウエディングドレスを着た気分は最高でした。
その時、ウエディングドレス程華やかじゃなくても、
ドレスと名の付く物を着る機会はあるだろうと思っていたのに・・・
まったく一度もありませんでした。
そして今はドレスなどとは程遠い体型となってしまいました!(*・ω・)ウワーッ
30年前の結婚式は業者のペースに乗せられて派手でしたねえ~。
招待客の多かった事、鳩を飛ばしてみたり、スモークの中をゴンドラで
降りてきたりといろんなパフォーマンスを競い合っていました。
でも、昔は両親に感謝の手紙はありませんでした。誰でもほろりと
させられる場面ですがあの頃はなくてよかったとしみじみ思います。
若い人達も、いざ結婚してみて親の偉大さが分かったそうです。
確かに自分でも親にしてもらった以上には自分の子供にはやって
ないようで、貧しい中にも精一杯やってくれた親は大変でした。
家具から衣装まで、恥ずかしくないようにと夜なべにせっせと着物を
縫ってくれたものです。昔の母親はとんでもなく偉大でしたね。
昨日はウエディングドレスとお色直しのドレスの2回だけの衣装替え
ゆっくりと会話や食事を楽しんで・・・
心から祝福してくれる人達に囲まれて落ち着いたいい結婚式でした。
今時の結婚式はほとんど三々九度の神式はなく教会の神父さんによる
結婚の誓いになりました。そしてこの日ばかりは何の憂いもなく
仏教徒からキリスト教徒に変わるようです。
私も十字架の前で神父さんのたどたどしい日本語を聞きながら・・・
一生懸命賛美歌を歌ったらキリスト教徒になったような気分でした。
宗教がなんであれ末永く幸せになって欲しいものだと願うのみです
幸せな二人
2010.01.24