「木」は住宅を支えるのに十分な強度に加えて、快適性に優れた性能をバランスよく兼ね備えた
素材です。
個々の性能についてみれば、鉄鋼のように強い材料。発泡スチロールのように断熱・保温性に優れた材料など、他にも非常に優れた材料が木材以外にも多くあります。
しかし、同一の材料でこれらの性能を高い水準で備え、さらに快適性に優れた素材は、木材のほかに多くありません。
鉄は、強度はどの材料と比べても格段に高い性能を持っていますが、「木」と比べると快適性や生産エネルギーの面では数段劣る素材です。
コンクリートは、生産エネルギーは非常に小さく環境に負荷はかけませんが、強度・快適性の
両面で劣るため単独で使うことはほとんど無い素材です。
これらに比べ「木」は、強度・調湿性・断熱性・結露・重さ・生産エネルギー・健康・安らぎ・施工性と、どれをとっても、同一の素材の中に高いレベルで兼ね備えている、もっともバランスに優れた素材だといえるでしょう。
これらを知ってしまったら、もう「木」の家に住むしかない・・・・・
上の丸太は、杉で下の丸太は、檜です。